MCT(マルチカメラトラッキング)は商業施設や公共機関、街中などに設置した複数の異なるカメラ間で同一人物を追跡し、
服装や髪形、昼夜間を問わずカメラ映像に映った「特徴的動作」に基き、シーンに応じて人などに個体識別IDの付与をして
行動体の同一性を特定します。
独自の姿勢推定技術「AsillaPose」により、服装の変化やマスクの着衣などによる
外見の変化にさほど影響されない点が最大の特徴です。
万引き常習犯の検知、迷子・徘徊人の捜索・新規顧客の判定が可能なので、様々な場面での活躍が期待できます。
ディープラーニングを活用した行動認識AIにより、複数の異なるカメラ間で同一人物の判定に有用な特徴
(動作・体型・服の色・顔・耳・髪型)を抽出し、高精度に照合することが可能です。
大型施設でのマーケティングや防犯として活用いただけます。
顧客やスタッフの動線分析による業務の効率化をはじめ、施設内における迷子の捜索や、万引き常習犯の検知など多岐にわたります。
また、スマートシティの文脈においては年間9万件にのぼる失踪者の捜索や、繁華街における悪質な呼び込みへの
注意喚起など様々な用途が考えられます。
また、シェアオフィスでの入館管理の無人化など、ニューノーマルに伴うビジネスプロセスの変革にも寄与すると考えています。
動線分析により来店客の入店から購買までの行動を把握し、店内のレイアウト改善や回遊を促すことが可能です。
また、スタッフの業務の効率化にもお役立ていただけます。
「行動体特定システム」特許番号:6793383 | 複数カメラによる同一人物のトラッキング技術 |
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「行動推定装置」特許番号:6525181 | 背景を検出し行動の尤度を調整するアルゴリズム |
「行動推定装置」特許番号:6525179 | 関節座標値から行動を認識するアルゴリズム |
「対象数特定装置」特許番号:6525180 | 空間内の人物を時系列でトラッキングするアルゴリズム |
「不審体・異常体検出装置」特許番号:6647489 | 空間内の人物の異常行動を検知 |
「異常行動検出装置」特許番号:6692086 | 周囲の人々の行動から異常行動を検知 |
「不審体・異常体検出装置」公開番号:特開2020-091856 | 周囲の人々の行動から異常行動を検知 |